関西人は納豆を好んで食さないと思われているらしい。
事実、結婚する前は「納豆」と言えば、「甘納豆」のことだった。
最近は、こちらでも色んな種類の納豆が店頭に並んでいる。
で、今日は東北、限定するなら山形の郷土料理「納豆汁」のご紹介。
私観ですけど、具で外せないのは、芋がらとお焼豆腐。
芋がらが入手不可能なら、仕方ないですね。
後は、適当に根菜類を入れれば。
体の芯まであったまります。
【納豆汁】
<材料 5~6人分>
*納豆 1~2パック ※1
*お焼豆腐 1/2丁
*油揚げ 1枚
*こんにゃく 1/2枚
*芋がら(40cm位) 3本 ※2
*ゴボウ 1/2本
*里芋 4個
*きのこ(しめじ・まいたけ等) 適宜
*出し汁 5カップ
*味噌 大さじ5~6 ※3
*ネギ(小口切り) 一味(or 七味)唐辛子 適宜
<作り方>
1.お焼豆腐、油揚げ、こんにゃくは1cmのさいの目切りにする。
2.芋がらはよく洗って10分程水につけ、新しい水で5分程茹でる。
茹でた芋がらは冷水にさらしてから絞る。(1)と同じ様にさいの目(又は2cm長さ)に切る。
3.ゴボウは包丁で皮をこそげ取り、食べやすい大きさの乱切りにして、水にさらしておく。
4.里芋は、皮をむいて塩少々をふってもみ洗いしてぬめりを取り、
3~4mmの輪切り、又は半月切りにする。
5.きのこ類はいしづきを取り、適当な大きさに切り分ける。
6.納豆は刻んですり鉢でよく擂る。※4
7.鍋に出し汁を入れ、(1)(2)(3)を入れ、煮る。
8.(7)に里芋ときのこを入れ、里芋に火が通ったら、味噌を入れる。
9.(6)の納豆の中に(8)の味噌汁を少量加えてすりのばして、
(8)の鍋に加える。※5
10.椀に納豆汁を入れネギをのせ、吸い口として一味唐辛子などを添える。
※1 納豆がお好きな方は多目に入れて下さい。
※2 芋がらは里芋の茎の皮をむいて乾燥したもの。
「ずいき」とも呼ばれ、繊維質をたっぷり含む食品の代表として
素朴で懐かしい味を好む方に愛用されています。
大阪では乾燥ずいきよりも、夏の生のずいきをよく食します。
生の場合、アクがすごく出るので、調理する時は、ナイロンの手袋をはめて
皮をむき、熱湯で茹でます。
煮物だけでなく、茹でたずいきや芋がらを4、5cmに切り、
からし酢味噌で頂いても美味しいです。
私はその時、軽く焼いた油揚げも同じ様な大きさに切って入れます。
余談ですが、ずいきは「古血を下ろす」と言って、
産後の女性にも良いそうです。
※3 味噌の量は好みが人によってずい分違いますので、
お好みの量に加減して下さい。
※4 今日は、すり鉢を使わないで、まな板の上でトントンしました。
※5 納豆を入れてからは沸騰させないで、アツアツを頂くようにします。
◆夏の太陽をたっぷり浴びた芋がらはビタミンDを豊富に含み、
植物性蛋白質を含む4つの食品(納豆・豆腐・油揚げ・味噌)や、
ゴボウ・芋がら、里芋のような繊維質たっぷりの食品も加わることなどから、
この納豆汁は栄養のバランスの取れたお料理と言えます。