昨年、うっかり受講し忘れた基礎研究会。
翌年受けることが出来ると聞いていたので、
今年は目立つようにカレンダーに印を付けておき、
先週の金曜に受講した。
5月の課題はゼラチンやカラギーナンを使った冷菓だった。
ゼラチンは牛骨・牛皮・豚皮が原料。
私達の年代には魅力のコラーゲン(コラーゲン加水分解物)がたっぷり。
ただ、ゲル化(固まる)温度が15~20℃ということで、20℃以下に冷却しなければならず、
ゲル化が安定するのに16~18時間必要だということだ。
この講習会で驚いたのは、「ハイゼラチン(商品名)」と呼ばれる、
水にふやかす必要の無いゼラチンのこと。
例えば、コーヒーゼリーを作りたければ、
熱いコーヒー液に直接分量のハイゼラチンを振り入れて混ぜるだけで、
ゼリー液ができてしまう。
しかも品質の良い物は、ゼラチン特有の匂いも無く、透明性に優れているとのこと。
一方、カラギーナンの原料は紅藻類、つのまた、すぎのりで、
ゲル化温度は、30~75℃(濃度やイオン層に依って異なる)で、
常温で速やかにゲル化し、安定性が高い。
なので、最近の市販のゼリーは、このカラギーナンを使用していることが多い。

ところで、基礎研究会は、今私が受けている技術研究会と違って、
自分達でお菓子は作らず、講義中心の講習会。
お話しを聞いて、先生が作ったものを頂けるという、
何とも楽チンな講習会。
・・・・ではなく、本当は、耳をダンボにして、
矢継ぎ早におっしゃる注意事項を速記よろしくノートに書き込まなければいけない。
途中で集中力が切れれば、漢字忘れちゃうし、内容を上手く纏められず、
後でノートを見ても、意味不明の時がある。
だから、最後の試食の時間だけは至福のひととき。
今回の講習会でを松島先生が作られたのは、
冒頭の写真のフロマージュトルテとオレンジゼリー。
オレンジゼリーは色んなサイトで紹介されているので、
フロマージュトルテだけ近々アップする予定です。