って、お盆に行って来たわけではなく、
6月中旬のお話。
その前の週初めにアキコから突然,「お母さん、暇?
たまたまお休みが貰えるので一緒に旅行に行く?」というメールが入る。
その後・・・。
台湾行き申し込んだよ。いや台湾は満席で旅行社から断りの連絡が来たわ。
じゃあ有馬?有馬だったらおばあちゃん(義母)も誘おっ。じゃあ3人で申し込むよ。
あ、いや、予定がある事思い出したらしいからおばあちゃんの分キャンセルしたよ。
お母さん、キャンセルが出たからやっぱり台湾に行けるよ。
てな具合で、結局急遽台湾に2泊3日の旅に母娘で行くことに。
さて、今回の旅が台湾デビューで、リサーチ無しの出たとこ勝負の旅だったが、
1日観光盛り沢山コースのお陰で、初めてなりの台湾を満喫することができた。
ツアーの他の方は殆どがリピーターで、その気持ちが分かるような気がした。
特に女性には、美味しい食事、エステや足つぼマッサージ、占い横丁、
変身写真館(名前が分からないけど、スターのような写真を何ポーズも撮ってくれる。)など
どれも興味をそそるものばかり。(私は美味しい食事だけで充分だけど。)
機会があればまた行ってみたいと思う。
ところで、バスツアーでご一緒したのは、1人の小さな男の子を除いて女性ばかりの20数名。
アキコと同年代の女性が多く、皆さん、花の独身生活を楽しんでいるようで羨ましい限り。
そんな中、ただ1人の参加男性(?!) である3歳位の男の子が、
小籠包子のお店、鼎泰豐(ディンタイフォン)での夕食の途中でぐずり出した。
彼のお母さんとおばあちゃんのお話を伺うと、到着1日目、ホテルの部屋に入った途端、
「おばけがいるー!!!」と、ある場所を指差し、怯えて泣き出してしまったとのこと。
食事中にそのことを思い出し、「(日本の)お家に帰りたいー。」と言い続けていたらしい。
食事が終わり、先に外に出てきた人達(私も含め)が現地のガイドさんに事情を説明し、
善処する(部屋もしくはホテルを変更する)とのお返事を頂いた。
帰りの飛行機の便が違ったので、その後のことは分からないが、
私だったら、現地の言葉が話せなくても、身振り手振りで説明して
初日から部屋を替えて貰うね、絶対に。
その夜ホテルに戻ってきた私は、シャワーを浴びてベッドに入ってすぐに寝ようとした。
あの男の子の話が頭から離れなかったから、いつもより早く(できれば娘よりも早く)眠りたかった。
が、早く寝なければ!と思えば思うほど眠れないのが人の常。
羊の数を数えるのは逆効果であることは既に実証済み。
兎に角目をつぶっていればいつか寝られる・・・・・。ああ、でも無理みたい・・・。
程なく、閉じていた瞼に赤みが差したので目を開けると、
窓の外の、少し前まで消えていた街灯が点いている。
隣のベッドのアキコに話し掛けた。
「今頃、点いたわ、あの街灯。」 「・・・・・・・・。」
返事の代わりに、小さな寝息が聞こえてきた。
げっ。起きてるのは私だけ?ひゃあー。
ってことで、毛布を被ぶり、身を硬くして、
眠りが来るのをひたすら待ち続けた滞在2日目の夜だった。
なので、今回の台湾旅行での印象に残ったものは?と訊かれると、
中正紀念堂でも、故宮博物院でも、忠烈祠でも、烏龍茶でも、金髪水晶でも、
小籠包子でも、足つぼマッサージでもなく、
この男の子の話が1位に来ます。 ああ、怖かった。